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名古屋かまぼこ「魚又」工場見学

2011年11月5日(土)午前

熱田生涯学習センター講座
「あつた餃子」をB級ご当地グルメに-熱田産業の魅力を発信しよう-
の第2回目は、名古屋かまぼこを生産する株式会社「魚又」さんの
工場見学でした。
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村瀬社長に、練り製品工程の説明をしていただきました。
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名古屋かまぼこの特徴は、なんといっても、かまぼこの外側の朱色部分。
他の地域ではピンクが一般的ですが、名古屋はなぜか朱色!
また、独特の弾力も魅力の一つで、蒸す際の2段加熱により生み出されているそうです。

また、熱田区で「名古屋かまぼこ」を製造されている会社は
魚又さんを含めて4つあるそうです。
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@「かまぼこ」まめ知識 その1 名前の由来は「蒲の穂(がまのほ)」
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かまぼこは、古くは今のちくわ型でした。
その形がガマの穂に似ていることから「蒲の穂」と呼ばれていました。
「蒲の穂」から転じた由来は、「蒲穂子(がまほこ)」と
言われていたものがなまったとする説と、
蒲の穂は「鉾(ほこ)」に似ているため「がまほこ」と呼ばれていたことから、
「かまぼこ」になったとする説があります。

@「かまぼこ」まめ知識 その2 11月15日は「かまぼこの日」

 11月15日といえば、坂本龍馬の誕生日・暗殺日として有名ですが、
この日は「かまぼこの日」でもあります。
平安初期1115年の祝宴の膳を描いた文献に、はじめてかまぼこが登場することから、
この年号にちなんで、11月15日が「かまぼこの日」となりました。

@「かまぼこ」まめ知識 その3 魚以上のヘルシーパワー食品

 かまぼこなどの魚肉練り製品の栄養的特徴は、

①低脂肪で高たんぱく質、
②カルシウムや鉄が豊富に含まれていることです。

これらの特徴は、生魚では得られない健康機能性をもっているといわれています。
こうした機能は、海外からも注目され、ヘルシー食材として脚光を浴びています。


@「かまぼこ」まめ知識 その4 「SURIMI」「KAMABOKO」は世界の共通語
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「SURIMI」などの魚肉練り製品用語は、現在では世界共通語となっています。
それは、1960年代に、日本で冷凍すり身(FROZEN SURIMI)の技術が開発され、
世界各国で練り製品が製造・消費されるようになったからです。

@「かまぼこ」まめ知識 その5 かまぼこ板の役割

 かまぼこが板付きになったのは、安土桃山時代からといわれています。
作るときに形を整えやすい、持ち運びに便利といった理由のほか、
蒸したり冷やしたりするときに、
余分な水分を吸ってくれるので腐敗防止の効果があります。

@「かまぼこ」まめ知識 その6 熱田に食品加工会社が多い理由

魚肉練り製品は、もともと、鮮度の短い魚の売れ残りを、
保存のきく加工品として再商品化したものがその始まりだそうです。

名古屋では、16世紀から昭和初期まで、
熱田・木之免、大瀬子地区に魚市場があっため、
その周辺にかまぼこ工場がたくさんありました。
また、戦後、中央卸売市場本場が現在の熱田区川並町にできたため、
その周辺にも食品加工会社が集まってきました。
# by milepost | 2011-11-05 19:48 | 熱田まちづくり

愛知県「がんばる市町村職員塾」

2011年11月4日(金)午後

名古屋学院大学白鳥学舎にて、
愛知県商業流通課による
第12回がんばる市町村職員塾が開催されました。
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愛知県商業流通課では、

まちづくりの中心的役割を担う市町村による商店街活性化事業に対して、
その初期段階を支援し、地域活性化の観点から
「にぎわいあふれる魅力ある商店街」の再生を目的とした

「がんばる商店街推進事業」を2006年度から始めました。

この事業の特徴として、

①地域から提案された事業の中からの選抜制(選択と集中)
②市町村の商店街活性化事業への助成(行政の主体的な役割) 
③行政、商店街はもちろん他の連携団体等との関係強化(協議会等の運営)
 
などがあげられます。

つまり、市町村行政がその商店街振興施策を通じて、商店街や関係団体と一緒に、
何かまちづくり・ことおこしをしようとする地域の中から、
審査・選択して、愛知県が応援(補助金・アドバイスなど)するというものです。

商店街側では意識・意欲が向上し、活動が促進されるとともに、
行政側は、自治体の計画に沿った効果的な事業を推進でき、
また職員の意識も高まる効果も得られているようです。

愛知県商業流通課のこの施策は、2002年度「愛知県インターンシップ事業」
(一号店として「マイルポスト」瀬戸店オープン)
以降の成果と課題の中から
生まれた制度だと、私自身は思っています。

この事業では、「マイルポスト」の活躍の裏に、いくつかの課題もありました。
愛知県から商店街へのダイレクトの支援であったため、
瀬戸市との関係があいまいのままになってしまったこと、
関係諸団体との連携協議会等の縛りがなかったことから、
商店街まかせ、大学まかせになってしまったことがありました。

そうした課題を解決した制度になったことで、
2006年度の制度開始より、多くの市町村行政を巻き込み、
商店街のやる気を引き出すことに成功するとともに、

「一店逸品」運動や岡崎発「まちゼミ」、そして
刈谷発の「カリヤンナイト」(はしご酒クーポン制度)の応援・普及など、

愛知県内の多くのやる気のある商店街を活性化させてきました。

私は、制度発足以来、
6年間、がんばる商店街推進事業審査会の委員長を務めさせていただきました。
この制度は、今年度で終了予定ですが、
新しい制度に代わっても、こうした骨格を維持した形で
さらに発展することを期待しています。
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さて、今回は、商店街振興でがんばっている市町村の担当職員の研修会である
「がんばる市町村職員塾」を、
愛知県活性化モデル商店街でもある日比野商店街をメインに、
会場は、連携団体である名古屋学院大学という形で実施しました。

日比野商店街振興組合理事長近藤さんが
商店街の現況と活性化策について説明し、

私水野が、商店街と大学との関係を中心にプチ講演を行いました。
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研修後は、名古屋学院大学キャンパス屋上の「BEE Garden」の見学、
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そして、日比野学舎1階のマイルポストの見学も行いました。
その後は、日比野商店街の中華料理店「亜細亜」にて懇親会が行われました。
# by milepost | 2011-11-04 21:48 | 商店街活性化

今村彩子先生と打ち合わせ(ミニミニ福祉フェスタ)

2011年11月2日(水)午後
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名古屋学院大学「手話」講座の非常勤講師今村彩子先生と
マイルポストの学生とで、来年2月25日(土)開催予定の
「第6回あったかミニミニ福祉フェスタ」の打ち合わせをしました。

今村先生は、聴覚障害をもちながら映像作家として活躍されており、
新聞やテレビなどのメディアでも時々取り上げられています。

たとえば、朝日新聞「聴覚障害のドキュメンタリー映画監督」10.09.02
また、今村先生の公式HPをご覧ください。

今回、あったかミニミニ福祉フェスタにて
今村先生のドキュメンタリー映画の上映会&講演会を開催することになりました。

「被災地のろう者は今~東日本大震災を取材して~」を無料上映、

上映後は、
「私が映画監督を志した理由」&「被災地の取材を通して感じたこと」
についてのトークショーも予定しています。

ところで、今村先生作の話題のドキュメンタリー映画「珈琲とエンピツ」は、
愛知県豊橋市のユナイテッドシネマ豊橋18にて、
12月03日から16日まで上映されているそうです。

コミュニケーションにとって一番大切なこと、
を教えてくれる、とってもいい映画です。
# by milepost | 2011-11-02 21:33

「あつた餃子」をB級ご当地グルメに

2011年10月29日(土)午後
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熱田生涯学習センターにて、
<なごや学マイスター講座(名古屋学院大学連携講座/全5回)>
「あつた餃子」をB級ご当地グルメに-熱田産業の魅力を発信しよう-
の第1回目が開催されました。

1回目の講師は、フリーライターで、なごやめしやB級スポットに詳しい
大竹敏之さんに来ていただき、
「名古屋めしの魅力とは? -B級ご当地グルメと地域活性化の可能性-」
と題して講演していただきました。

「なごやめし」の名前の由来は、2001年に東京の記者の方が、
東京に進出したゼットンの社長さんとの会話から生まれた、という話から
なごやめし四天王(味噌煮込みうどん、ひつまぶし、手羽先、味噌かつ)の人気度、
また隠れたなごやめしの話、他地域でのB級グルメの特徴など、
盛りだくさんの話をしてくださいました。

講座には、20名を超える方々が熱心に受講されていました。
# by milepost | 2011-10-29 20:07 | 熱田まちづくり

またもや「あつた餃子」大人気!

2011年10月23日(土)

この日、名古屋学院大学白鳥学舎のすぐ南にある
熱田生涯学習センターにて、「生涯学習まつり」が開催されました。
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あいにくの小雨模様でしたが、
なんと「あつた餃子」コーナーは10時過ぎから行列ができて、
11時30分過ぎに完売。
完売後に来ていただいたお客様へのお詫び対応も大変でした。
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調理には、あつた産業再発見マイスターの会のメンバーのほかに
市民ボランティアや名古屋学院大学の学生も担当しました。
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あつた餃子は、来週10月29日(土)30日(日)での
名古屋学院大学大学祭でも販売される予定です。
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熱田生涯学習センターでは、

「あつた餃子」をB級ご当地グルメに-熱田産業の魅力を発信しよう-

と題した講座を10月末より5回、
名古屋学院大学との連携講座として実施しますが、
すでに受講希望者は定員の20名をオーバー。

講座の概要はこちらを参照してください。

このあつた餃子を企画している「あつた産業再発見マイスターの会」は、
新メンバーを迎え、今後どのような展開をするのでしょうか。^^
# by milepost | 2011-10-23 20:08 | 熱田まちづくり