2011年12月2日金曜日午前
本日、名古屋市熱田区木之免(きのめ)町にある
株式会社なか又を訪問しました。
なか又社長さんは、名古屋蒲鉾水産加工業協同組合理事長さんでもあり、
「あつた餃子」プロジェクトでご協力いただいている
株式会社魚又の社長さんのご紹介で、
あつた産業再発見マイスターの会代表の佐藤さんと私とで
ごあいさつに伺いました。
なぜ、名古屋のかまぼこは、
日本の他の地域で流通しているピンク色ではなく朱色なのか。
なぜ、熱田区に水産加工業が多いのか。
などを調べていくうちに「名古屋かまぼこ」と出会い、
そして「あつた餃子」の素材として朱色の名古屋かまぼこを入れた
新商品の開発に至りました。
私たちが「名古屋かまぼこ」を明示的に扱っていることもあり、
今回、理事長さんへのご挨拶となったわけです。
その中で「名古屋かまぼこ」のなごやめしとしてのアピールや
ブランド化、そして練り物新商品の開発などの意見交換をしました。
来年、新しい動きが出てきそうですよ!
ちなみに、なぜ熱田区に水産加工業が集積しているかというと、、、
魚肉練り製品は、もともと、鮮度の短い魚の売れ残りを、
保存のきく加工品として再商品化したものがその始まりで、
名古屋では、16世紀から昭和初期まで、
熱田・木之免、大瀬子地区に魚市場があっため、
その周辺にかまぼこ工場がたくさんありました。
また、戦後、中央卸売市場本場が現在の熱田区川並町にできたため、
その周辺にも食品加工会社が集まってきました。
ということだそうです。
では、なぜ名古屋かまぼこは朱色なのか?
これは現在調査中です。(^^;