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「あつたハニー」初販売をあつた朔日市にて行いました!

2020年10月1日(木)

障害者就労支援センターの名身連さんの屋上養蜂を
農福連携事業の一環として、
名古屋学院大学みつばちプロジェクトが昨年来支援してきましたが、

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今年6月末に採れたはちみつの初販売を
今日の「あつた朔日市」で行いました。

学生たちも名前を「あつたハニー」と命名するなど協力してくれており、
今日の初販売も手伝ってくれました。

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屋上蜂場が熱田神宮のすぐ近くということで、
この「あつたハニー」の蜜源は、

熱田神宮に200本もある「クロガネモチ」と
1,500本以上もある「ヤブツバキ」です。

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ですので、熱田神宮の自然を感じながら、
ご利益もありそうな唯一無二のはちみつです!


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この取組は障害者施設としては日本初となる
本格的な都市養蜂を実践しており、

地域生態系が感じられるまちづくりと、
障がい者の方々が働きがいを感じられる仕事づくりの両立を目指しています!

「あつたハニー」は、
現在あつた朔日市名身連ブースのみでの販売となっています。
今年度は11月(秋葉山圓通寺)、12月(熱田神宮)の
あつた朔日市で販売終了となります
(たぶんすぐ売り切れると思われます。ごめんなさい)

来年度は、7月1日熱田神宮でのあつた朔日市から販売させていただく予定です!


中日新聞夕刊(2020.10.6)
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福祉新聞(2020.11.16)
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中京テレビ(2020.10.2 キャッチ)
“ハチミツ作り”で障害者×生産者の課題を同時解決 「農福連携」の取り組みとは

東海テレビニュース(2020.10.2 ニュースOne)
「熱田神宮”御利益”ハチミツ 障害者の力で誕生!」



農福連携とは


農福連携とは、障害者等が農業・畜産業に携われるよう、
行政や法人などが支援する取り組みのことであり、
農福連携の取り組みが進むことで、障害者の働き口を創出できるとともに、
農業・畜産分野における働き手不足の問題を解消できると期待されている。


農林水産省が2015年度より支援事業を開始し、
2019年度より省庁横断的な取り組みに拡大している。

本農福連携事業は、農林水産省の直接的な施策対象ではなく、
JRA畜産新興事業の助成を受けてその普及に取り組む
一般社団法人トウヨウミツバチ協会との連携による
社会実験として位置づけられている。

同協会では現在全国で11か所の障害者施設での
農福連携の養蜂事業を支援している。
なお、そのうち都市養蜂(都市部での屋上養蜂)は本件のみで、
全国初の試みとなる。

愛知県の障害者の平均月額賃金は現在1万7千円弱で、
(2018年度愛知県就労継続支援B型事業所平均工賃月額)
今回のミツバチの飼育から瓶詰、ラベル貼り、そして販売まで
一貫して行う6次産業化プラス地域ブランディングを行うことで、
高い付加価値を生み出し、障害者賃金の向上とともに、
一連の工程に障害者がかかわることで、
働きがいを感じることができる仕事づくりを目指している。


# by milepost | 2020-10-01 20:21 | 名学院大学みつばちプロジェクト

熱田神宮駅前地区まちづくり協議会 まちづくり構想合意

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私が熱田神宮駅前地区まちづくり協議会事務局長を務めていますので、
以下の件、ご報告させていただきます。

2020年7月3日(金)

本協議会総会がコロナの影響で3か月遅れで開催されましたが、
まちづくり構想
「年間700万人もの参拝者を迎える熱田神宮にふさわしい門前町」
を目指すことに満場一致で可決されました。
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立ち上げ準備から3年半がかかりましたが、
幸か不幸か熱田神宮界隈はインバウンドに依存していない地域なので、
これをきっかけにして
withコロナ時代の名古屋経済を熱田から牽引できればと思っています。

戦後の複雑な権利関係を残し、
30年近く前の再開発計画も決裂しての状態が続いていたエリアですので、
私が火中の栗を拾うことで、堀川に浮かぶとか苦笑、
大学に苦情が入って迷惑をかけるとかいろいろ心配事がありましたが、

終わってしまえば、堀川に浮かぶことはなく(笑)、
無事に成案にこぎつけることができました。

これもひとえに名古屋学院大学、あつた宮宿会、名古屋市、
そして地元商店街および学区の方々のご理解とご協力があっての成果だと
改めて感じています。本当にありがとうございました。
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さて本構想ではイメージ図にあるように、
熱田区役所西側の商店街部分はオープンスペースとし、
市有地部分は住宅・商業等の複合開発を進めることにより、
商店街の機能を市有地部分に移動させる形で
魅力的で快適な空間形成を目指します。
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また、市有地部分の線路側には、観光バスの駐車場を設置し、
熱田神宮への参拝だけではなく、
熱田を回遊できる観光エリア・門前町を目指します。

昭和レトロ感の漂う神宮小路は、リノベーションでの対応を検討します。

今後は、当事者間で準備組合について議論が進められ、
2026年のアジア大会、2027年以降とはなりましたが、
リニア開通までには形にできることを期待しています。

また、本協議会そして私の今後のスタンスとしては、
立ち退き等にて困難に直面するた方々に寄り添うとともに、

名鉄さまと連携して、エリアマネジメント組織の構築に向けて
動いていければと思っています。

後日、構想合意について、建通新聞とあつたみなとホームニュースに
記事として掲載されました。
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# by milepost | 2020-08-11 16:27 | 熱田まちづくり

「七里の渡 風景画屏風」展 始まりました!

2020年7月14日(火)
「七里の渡 風景画屏風」展 始まりました!_b0101496_10174792.jpg

本日から8月1日(土)まで10:30~17:30の時間帯(日曜お休み)で
名古屋市熱田区の紙の温度1階ギャラリーにて開催しています。
「七里の渡 風景画屏風」展 始まりました!_b0101496_10204776.jpg

紙の温度花岡社長宅に眠っていた幕末期に描かれた屏風絵が、
百数十年の時を超えての一般公開です。
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一昨年発見された東浜御殿間取図にはなかった「第二の門」が
この屏風絵に描かれており、学術的にも大きな謎を提供しています。
併せて、東浜御殿間取図原寸大複写図と大瀬子魚市場屏風絵も展示しています。

この機会を御見逃すことのないように!
「七里の渡 風景画屏風」展 始まりました!_b0101496_10185949.jpg

その後7月25日の中日新聞朝刊なごや市民版に、記事として掲載されました。
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# by milepost | 2020-07-19 10:22 | 熱田まちづくり

マイルポスト・ヒストリー2 マイルポストカフェイベント

2002年オープン当時のマイルポストのコンセプトは、
東京の2つの団体(BeGood Cafeとカフェスロー)の影響を受けていました。

BeGood Cafeは、1999年東京原宿から始まったカフェイベントのこと。

カフェを営業しているのではなく、
カフェという人と人との交流空間をイメージしたトークイベント。

「素敵ないいこと始めよう」をキャッチフレーズに
食・農・環境・貧困・平和など、多岐に渡るテーマで開催していました。

他方、カフェスローは、美味しいご飯やコーヒーを飲みながら、
自然を感じ、のんびりした時間を過ごせる場として、
2001年に東京・府中に誕生(現在は国分寺にて営業中)。

店舗にて関連するさまざまなカフェイベントも開催していました。

BeGood Cafeがカッコよさにこだわっていた一方で、
カフェスローは文字通りスローをテーマに、
新しいライフスタイルを追求していくイメージ。

どちらも、現在のSDGsの先駆け版ともいえる活動を当時から実践されていました。

この2つの団体の影響を受けた形で、マイルポストのコンセプトが作られました。

そして、こうした活動が、自分たちの未来の道しるべになるようにと、
店名はマイルポスト(道しるべ)と名付けられました。

瀬戸のマイルポストでは、
多い時で月に1回ぐらいの頻度で、カフェイベントを積極的に開催。
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毎回、講師の方をお招きして講演&ワークショップ形式で行われました。
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一般営業後の午後6時スタートで、最初は講師の方の話、

そのあと講師の方にちなんだワンプレート料理が提供され、
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その後ワークショップといったスタイル。
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オープン当初から始まり、
名古屋に移転後1年ぐらいまではこのカフェイベントを続けていました。

当時講師としてお招きした方々は、
海外ワークキャンプを主催するNPO団体good!代表磯田浩司さん、

NPO法人アスクネット初代代表毛受芳高さん、
そして、フェアトレードの若き起業家の方々、
スローウォーターカフェ代表藤岡亜美さん、
有限会社スロー代表小澤陽祐さん、
有限会社フェアトレーディング代表林口宏さん、などなど、、、

どなたも、新進気鋭の若手社会起業家のみなさん。

現在もそれぞれの分野の第1人者として活躍されています。

参加者の学生、地域の方々にとって、
とても刺激的なイベントであったことは間違いありません。
# by milepost | 2020-06-19 10:52 | マイルポスト

マイルポスト・ヒストリー1 マイルポスト誕生!2002.9.7

4月に入り、本来ならば新入生歓迎行事が目白押しのこの時期ですが、
残念ながら新型コロナの影響でキャンパスはロックアウト状態、
キャンパスに学生は一人もいません。

マイルポストも営業再開のめどが立たないですが、
再開時には、「まちづくりカフェ」としての意義を
改めて感じることができるよう、準備をしておきたいと思っています。

さて、この時期を使って、
20年近くもあるマイルポストの歴史をここで振り返っていきたいと思います。

第1回目は「マイルポスト誕生!」

2002年9月7日に、愛知県瀬戸市にある銀座通り商店街の空き店舗に、
学生運営のカフェとして誕生。
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愛知県(商業流通課)商店街インターンシップ事業1号店として、
大学・商店街・行政・商工会議所などたくさんの方々のご支援のもと、
商店街活性化のロールモデルとしての期待を背負っての出発でした。

オープン時には、名古屋のすべてのマスメディアからの取材も受け、
順風満帆といったところでしょうか。

しかし、ここまでくるには一筋縄ではありませんでした。

すでに2000年秋ごろから商店街に少しずつ関わりを持つ中で、
事務所運営の失敗や参加学生の入れ替わりの中で
活動を継続する難しさを感じていたところでした。

続けるべきか撤退するべきか迷っていた時に、
愛知県庁にて当時の担当者の方からこの事業の打診を受けました。

その話の中で、東京で開催されていたBeGood Cafeによる
「カフェイベント」参加で刺激を受けていた、
その後初代店長となる古橋君が、
こうしたコンセプトのカフェを作りたいとの夢を語っていたのを思い出し、
県庁からすぐ携帯電話で連絡を取ったことを今でも覚えています。

古橋君はマイルポスト初代店長の後、
愛知万博でのBeGood Cafeレストランの店長を経て、
現在は名古屋にある港まちづくり協議会の事務局次長を担っています。

ところで、この当時は、マイルポスト店舗にてミニFM局も運営しており、
週末には店舗にてトークセッションを開催し、
FM電波にも乗せて発信していました。
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このミニFM局は私が作ったのですが、当時大須に何度も足を運んで、
お店のおじさんに時々怒られながらも苦笑、
いろいろ教えてもらい、オープン時に間に合わせることができました。

この成果がその後の瀬戸コミュニティFM「ラジオサンキュー」に
つながったと勝手に思っています(笑)
# by milepost | 2020-04-21 22:11 | マイルポスト