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瀬戸・銀座通り物語 その七 学生による商店街活性化の法則

「瀬戸・銀座通り物語 その七 学生による商店街活性化の法則」

名古屋学院大学の愛知県瀬戸市での銀座通り商店街での
活性化活動(2001年から2006年まで)では、

シャッター通りであった商店街に人通りが復活、
空き店舗も埋まり、学生による商店街活性化の成功事例として
全国から数多く視察団体が訪れるようになりました。

そして2006年には、商店街と大学との商学連携が評価され、
全国1万を超える商店街の中から、
経済産業省「がんばる商店街77選」に選定されるまでになりました。

また、2008年からの名古屋・日比野商店街との商学連携でも
活性化事業による商店街組合員の倍増などの成果が評価され、
ついに先日、日比野商店街も
経済産業省「がんばる商店街30選」に選定されました。

銀座通り商店街でも日比野商店街でも
一番の要因は、マイルポストを拠点に
さまざまなプロジェクトを実行した学生たちの活躍です。

ところで、商店街を視察に来られる団体から
「なぜ学生が商店街を活性化できたのか」という質問を
いただくことが少なからずあります。

その多くは「学生にそんなことができるはずはない」というような
懐疑的な質問でもあります。

マイルポストがソーシャルビジネスでがんばっているからといっても
せいぜい1,000万円未満の事業規模です。
この金額からでは説明がつきません。
瀬戸時代の当初は、この質問に対して明確な説明ができませんでした。

ところが、瀬戸での活動を終えるころ、ようやくその答えがわかってきました。

それは、「マイルポスト」を中心とした学生たちの活躍が
数多くの新聞、テレビ等のマスメディアへの露出、
いわゆるパブリシティとなり、
それが活性化への『期待』を地域に浸透させたこと、

そして、それが商店街をはじめとする地域のまちづくり活動にも
力を与えるとともに、
来客者数増加などのバンドワゴン効果を呼び起こしたことが、
活性化という結果を導いた最大の要因だということです。

ともすると、地域商店街は予定調和的な停滞傾向に陥り、
活力を失う方向に進みがちになります。

その中で、若い世代が新しいアイデアで、
ボランタリーに地域貢献活動をすることが、
その停滞傾向を打破し、また学生たちの健気で真摯な態度は、
地域の大人たちへのエンパワーメントにもつながります。

瀬戸では、2002年の「マイルポスト」のオープン時には、
地元の主要な新聞社およびテレビ局からの取材を受け、
瀬戸はもちろん、名古屋圏にまでその情報は発信されました。

こうしたパブリシティにより、地元の人々はもちろん
多くの観光客の方々を商店街は迎えることになりました。

名古屋学院大学の学生による商店街との連携事業には、
社会問題をビジネスによって解決を図る
ソーシャルビジネスをコア事業に位置付けています。

ここでは、マイルポストの学生たちだだけではなく、
PBL型授業などを通じて毎年新しいメンバーといっしょに、
社会性・新規性のある事業を目指しているため、
結果的にそれが次々とマスメディアに取り上げられ、
これらもパブリシティとなっていきました。

これが彼らの成功体験にもつながり、
その自信が次のプロジェクトの大きな推進力にもなっていきました。

また、商店街店舗の中には、イートイン設備を導入する店舗や
飲食店に業態を変える店舗まで現れるようになりました。

活性化活動が始まる前は飲食店でさえも閉店の憂き目にあう状況でしたが、
マスメディアが大々的に報じるようになると、
商店街を中心に次々と飲食店舗などが空き店舗などに新規オープンし始め、
2004年頃には活動前の倍以上の飲食店が軒を並べるまでになりました。

さらに、学生たちの活動に刺激を受けた商店街では、
新規イベントや「一店逸品活動」など様々な事業も推進していきました。

活性化への「期待」は、
新規出店ラッシュや来客者数の増加といった
バンドワゴン効果も引き起こしました。
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このように、

学生のバイタリティーや大学教育を通じて生み出される様々なプロジェクト、
そしてそれらに刺激を受けて生まれる商店街の活動の数々が
実体経済に好影響を与えるとともに、

数多くのパブリシティによって地域活性化への「期待」が生まれ、
バンドワゴン効果につながっていったのでした。

(注)バンドワゴン効果とは、流行しているという情報が流れることで、
さらに支持されること。「勝ち馬に乗る」現象のこと。
(注)PBL(Problem Based Learning)型授業とは、
「問題解決型授業」ともいい、少人数でフィールドワークなどを通じて
地域社会の問題解決を通じて実践力を学ぶ授業形態のことをいう。
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       2006年経済産業省「がんばる商店街77選」表彰状

「瀬戸・銀座通り物語(シャッター通りから
「がんばる商店街77選」までの軌跡)」第1話はこちら
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by milepost | 2013-12-26 22:32 | 商店街活性化

日比野商店街が経済産業省「がんばる商店街30選」に選定されました!

2013年12月25日(水)

この日、経済産業省は、地域貢献・地域経済の活性化などで活躍している
商店街の取組事例を「がんばる商店街30選」として選定し、発表しましたが、

日比野商店街振興組合が名古屋学院大学との商学連携の評価を受けて、
その30商店街の一つとして選ばれました。

これまで「がんばる商店街」は、2006年「がんばる商店街77選
2009年「新・がんばる商店街77選」の2回選定・発表されており、
今回が3回目となります。

2006年の「がんばる商店街77選」では、
当時、名古屋学院大学との商学連携事業を展開し、
シャッター商店街から活性した「瀬戸・銀座通り商店街」も
大学との商学連携が評価され選ばれています。

名古屋学院大学は、2006年の「がんばる商店街77選」と合わせて
2度目の栄冠サポーターとなり、

3回の「がんばる商店街」の中で、
商学連携で2度も評価された大学は、
全国広しといえども名古屋学院大学しかありません。

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大学・学生による商店街活性化のメカニズム等については、拙者レポート
『大学教育と情報 2013年度 No.2』
特集 地域連携による教育の取り組み
「地域が学生を育て、学生が地域を元気にする」地域連携活動の試み
~名古屋学院大学の事例から~」

(PDF版はこちら) 

を参照してください。

また、瀬戸・銀座踊り商店街と名古屋学院大学との商学連携については
本ブログ「瀬戸・銀座通り物語
マイルポスト写真館2002-2006

名古屋・日比野商店街との商学連携については
マイルポスト写真館2007ー2011
日比野商店街公式HP

を参照してください。
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<「がんばる商店街30選」概要「日比野商店街振興組合」より>

日比野商店街振興組合は、
平成3年に設立された熱田区内で一番新しい地域型商店街である。

近隣には、名古屋国際会議場、白鳥庭園などの大規模施設や都市型観光地がある。
設立当初62名であった組合員数は、平成18年には41名まで減少したが、
平成19年に名古屋学院大学が日比野地区に移転し、
翌年から本格的な商学連携事業が始まると、徐々に組合員数が増加し、
平成25年現在で75名に増加した。

(選定理由)
地下鉄・日比野駅に隣接し、名古屋学院大学との商学連携や、
今年で21回目となる「ひびのコイまつり」等を通じ、
来街者の幅広いニーズを満たす利便性の高い商店街となっている。

行政や地域団体と連携した福祉イベントへの参加や
環境に配慮した清掃活動等への積極的な取組を通じ、
地域コミュニティの核として、
地域の交流や活性化に重要な役割を果たしている。
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by milepost | 2013-12-25 19:53 | 商店街活性化

もちつき大会&中日ドラゴンズトークショー

2013年12月22日(日)

この日、名古屋学院大学日比野学舎にて、

日比野商店街振興組合と名古屋学院大学地域連携センター共同主催による
「もちつき大会&中日ドラゴンズトークショー」が開催されました。

一番の方は、朝6時30分から並ばれたそうです。開場時間前には、
キャンパス前に行列ができました。
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10時からは、餅つき大会が1階ホールにて始まりました。
近所の子供たちが楽しそうにについていました。
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つきたてのもちは、きなこ&あんこ餅として振舞われました。
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11時より日比野学舎3階の講義室にて田島選手のトークショーが行われました。
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トークショーの後、田島選手も餅つきをしました。
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また、餅つき大会と並行して、
「蝶とみつばちの飛ぶ熱田のまちプロジェクト」による
冬の花植えを日比野学舎前の花壇にて行いました。
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翌日の中日スポーツには、田島選手の餅つきの模様と
トークショーで語られた来年度の抱負が記事として掲載されました。
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日刊、スポニチ、デイリー、スポーツ紙各社でも記事が掲載されました。
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by milepost | 2013-12-22 16:33 | 商店街活性化