あつた宮宿会発足記念イベント キックオフシンポジウム

2014年10月20日(月)18時より、
名古屋学院大学名古屋キャンパス白鳥学舎翼館クラインホールにて、
『あつた宮宿会』によるキックオフシンポジウムを開催し、
関係者含め約150名の方にご来場いただきました。
b0101496_2210959.jpg
 
●基調講演

基調講演では、あつた宮宿会相談役の大原和生氏(熱田神宮 総務部長)
より「熱田雑考(熱田のまちの隆盛)」をテーマにお話をうかがいました。

はじめに、私達が呼んでいる「熱田・宮・白鳥」の由来を、日本書紀や倭
名類聚鈔(わみょうるいじゅしょう)、中世三大紀行文などの歴史の書物
を交えながらご説明いただきました。普段なにげなく呼んでいるこの地名
には多くの歴史があることに参加者は驚きを隠せない様子でした。

ちなみに、倭名類聚鈔には、「厚田(あつた)」と書いてあります。
厚い田んぼは豊かな土地を意味します。この辺りは非常に農耕が盛んで、
いいお米が取れたため、この地名がつき、それがその後「熱田」になった
そうです。

その後は、鎌倉時代、それ以前から熱田のまちがおおいに賑わっていた
歴史を、宿駅の制度や東海道五十三次にふれながらご説明いただき、最後
に、時代は平安時代に遡って、熱田祭りの変遷についてまとめていただき
ました。

●あつた宮宿会各委員発表・大討論

各委員発表では、あつた宮宿会の各部会(歴史文化、未来計画、朝市準備)
の委員長より、宮宿会がどんな活動を計画しているのかを熱く語って
いただきました。

中でも、未来計画の発表では「おもてなし」をキーワードとして、
名古屋国際会議場に訪れた人々を、熱田の伝統文化、水陸両用バス、レンタ
サイクル、織田信長にまつわる施設などでおもてなしをするという未来の計画に、
多くの参加者が「ぜひ実現してほしい」という思いとともに
微笑みをうかべていました。
  
大討論では、「熱田の食の老舗ビッグ5が揃うことの意味」
「あつた宮宿会は熱田神宮にどのような貢献ができるのか」
という2つのテーマについて議論し合いました。

宮商事㈱ 代表取締役社長 安井友康 氏からはあつた宮宿会の特徴である
若さを行動力として活動を推進してほしい、本学経済学部 田中智麻講師からは、
名古屋市の歴史まちづくり戦略のなかで、熱田神宮は核であり、
宮宿会がその観光資源にどのように協力できるかが重要であると
コメントをいただきました。

最後に、私水野より、本学含め、行政や熱田地元の老舗、NPOの繋がりが
できたことで、「熱田ブランド」につながる新しい流れを皆さんと一緒に作って
いきたい旨の発言を持って大討論を締めさせていただきました。

==============================
 ◆発表者 
  ㈱亀屋芳広 常務取締役 花井 芳太朗 氏 (歴史文化委員長)
  ㈲アトリエレーヴ 代表取締役 寺田 正 氏 (未来計画委員長)
  ㈱妙香園 専務取締役 田中 良知 氏 (朝市準備委員長)
 ◆コメンテーター 
  宮商事㈱ 代表取締役社長 安井 友康 氏
  名古屋学院大学 経済学部 田中 智麻 講師
 ◆コーディネーター
  名古屋学院大学 経済学部 水野 晶夫 教授
===============================
b0101496_2211098.jpg

その後は、熱田区おしゃべり大使の古池鱗林氏により、
宮宿の東の外れを流れていた精進川に架けられていた裁断橋にまつわる物語を
テーマに講談いただき、笑いを交えながら熱田の歴史を語っていただきました。
b0101496_22113126.jpg

来場者には、妙香園のほうじ茶ペットボトル・きよめ餅と亀屋芳広の御菓子の
3点セットが提供されました。
b0101496_22114775.jpg

翌日の中日新聞なごや市民版にはこのシンポジウムの模様が
大きく取り上げられました。
b0101496_2212115.jpg

*「あつた宮宿会」とは

2013年10月に開催された「東海道シンポジウム宮宿大会」を
成功させた実行委員会メンバーである、地元の食の老舗
(あつた蓬莱軒・宮きしめん・きよめ餅・亀屋芳広・妙香園)や
大学(名古屋学院大学)、地域NPO(堀川まちネット)を中心に、
熱田を元気にする目的で2014年10月に発足しました。

名古屋市、熱田区役所との連携関係も構築されており、
産官学でのにぎわいまちづくりを今後推進していく予定です。
[PR]
by milepost | 2014-10-20 22:01 | 熱田まちづくり
<< コンセプトはグローカル!学生発... エシカル&ESDで行きましょ! >>