「あつた餃子」のこれまで(誕生秘話?)

2012年2月4日(土)午後
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「なごや学マイスター」とは、
名古屋市の各区にある生涯学習センターで開催する講座を受講し、
学習や活動を継続する方を「マイスター」として認定していく制度です。

「あつた餃子」は熱田生涯学習センターでの
マイスター講座「あつた産業再発見」講座にて
あつたのB級ご当地グルメを開発しよういう企画の中で生まれたものです。

そこで、これをモデルに、名古屋の各区の生涯学習センターでも
来年度、各地区のB級ご当地グルメを開発しよういう講座が行われることになりました。

その講座に、「あつた産業再発見マイスターの会」代表の佐藤さんが講師として
招かれることになりました。

写真は、熱田生涯学習センターサロンにて、
熱田区センターの社会教育主事安藤先生と千種区、瑞穂区の社会教育主事、
そしてマイスターの会代表佐藤さんが、その打ち合わせを行っている風景です。

また別件で、私も中村区の生涯学習センタ-にてお話しすることになっています。

そもそも「あつた餃子」はどのようにして生まれたのか。

ここで少し振り返ることにします。

2009年10月に熱田生涯学習センター後期講座
「熱田の産業を「再発見」しませんか―熱田・産業観光を学ぼう―」
が、名古屋学院大学連携講座として始まりました。
http://milepost.exblog.jp/12243568/
http://milepost.exblog.jp/12406769/
このブログに書いてあるように、
私が熱田の産業観光をテーマにした
新たな観光まちづくりを推進しようとした講座でした。

そしてこれをうけて、
2010年3月25日に、熱田の2大巨大公共施設
「名古屋国際会議場」「名古屋市中央卸売市場本場」をめぐる
あつた産業再発見ツアーを講座有志と学生とで実施しました。
http://milepost.exblog.jp/13037195/

また、平行して、熱田の産業を紹介する「あつた産業再発見」冊子を、
これも有志と学生とで、名古屋学院大学地域連携センター予算で制作、
発刊しました。
(2010年3月31日発刊:全8ページ)
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これらの活動の中で、熱田には食品関連の産業が多いことに気づきました。

もともと熱田には織田信長の時代から、
戦後、熱田・日比野に中央卸売市場本場ができるまで
熱田・大瀬子公園のあたりに魚市場があったそうです。

その関係で、熱田にはかまぼこなど水産加工会社が多く残っており、
「名古屋かまぼこ」の存在も知ることになりました。

また当時、B1グランプリが注目され始め、地域活性化の起爆剤としての
B級ご当地グルメが話題になってきました。

そこで、あつた産業再発見講座第2弾として、
2010年度後期講座では熱田の「食」にこだわり、
熱田生涯学習センターにて、
『熱田の産業を「再発見」してみませんか〜熱田・産業観光を学ぼう「食編」〜』
講座を企画しました。
http://milepost.exblog.jp/14697223/

この講座の2回目に
中部水産株式会社・おさかなマイスター神谷友成さまに講師になっていただき
「名古屋かまぼこ」を素材に語っていただきました。

また、3回目には、
地元熱田の餃子皮メーカー株式会社隆祥房(本社:名古屋市熱田区沢上一丁目)の
食育プロジェクトチーム植田彩香さまに来ていただき
餃子を一緒に作りました。

この講座終了後に、これまで有志で運営してきたチームを
正式に「あつた産業再発見マイスターの会」と命名し、
代表を、佐藤朋枝さんに決定しました。

そして、この講座で紹介された素材を元に、
肉の代わりに「名古屋かまぼこ」などの練り物入りの 「あつた餃子」を
マイスターの会で企画し、それをもとに、
料理研究家の鈴木あかね先生にレシピを作っていただきました。

熱田には伝統野菜はありません。今では田畑や漁港もありませんが、
熱田のねりものを熱田産の餃子の皮で包むことで、
あつたのご当地グルメを開発して、
まちづくりや産業振興につなげていくという発想です。

2011年3月19日には、この「あつた餃子」を親子で作るイベントを開催しました。
http://milepost.exblog.jp/15144084/

このころ、「市民団体で作る名古屋の新B級ご当地グルメ」ということで
マスコミからも注目され始め、

4月12日には読売新聞
http://milepost.exblog.jp/15253423/
に「あつた餃子」紹介の記事が掲載され、

また、4月18日には、CBCラジオに佐藤さんが出演しました。
http://blog.hicbc.com/blog/repodora/archives/2011/04/18/191207.php#more

10月2日に熱田・白鳥公園にて開催された「熱田区区民まつり」で
「あつた餃子」が初めて一般向けに販売されましたが、すぐに大行列ができ、
その模様は、当日夕方のメーテレニュース、そして翌日の
中日新聞でも紹介されました。
http://milepost.exblog.jp/16479953/
http://edu.chunichi.co.jp/?action_kanren_detail=true&action=education&no=1838

さらに、2011年度後期講座では、
「あつた餃子」をB級ご当地グルメにしようと題したセンター講座第3弾を企画し、
「なごやめし」ライターで著名なフリーライターの大竹敏之さまや
「いなり寿司で豊川市をもりあげ隊」副隊長の平賀菜由美さまに講演していただきました。
http://milepost.exblog.jp/16555574/
http://milepost.exblog.jp/17102079/
「名古屋かまぼこ」を製造するする株式会社魚又(熱田区)の
工場見学も行いました。
http://milepost.exblog.jp/16796101/

最近では、いよいよ事業化への動きが出てくるとともに、
http://milepost.exblog.jp/17793499/
2012年3月17日には
「あつた餃子」盛り上げ隊の募集を兼ねたイベントを開催予定です。
http://milepost.exblog.jp/17793499/
4月15日の日比野商店街主催「ひびのコイまつり」でも販売を計画しています。

また、2012年度前期の熱田生涯学習センター講座では、
あつた産業再発見講座第4弾、そして
あつたB級ご当地グルメ第2弾として
江戸時代、熱田・宮宿の人気メニューだった「あつた鶏飯(けいはん)」を
復活させる講座をマイスターの会が中心となって運営することになっています。
http://milepost.exblog.jp/17660882/

ということで、名古屋市の生涯学習センター講座を通じて、
あつた産業再発見マイスターの会が誕生し、

まちづくりをベースに
「産業観光」から「B級ご当地グルメ」開発に講座が展開し、

その中で「あつた餃子」が生まれた経緯を振り返りました。

現在、名古屋市や熱田区役所も熱田のにぎわいまちづくり事業を進めています。
熱田の歴史や文化とともに、地域の産業や食とのつながりをもった
まちづくり・地域活性化につなげていくことが出来ればと願っています。
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by milepost | 2012-02-13 17:34 | 熱田まちづくり
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